株式会社大東エンジニヤリング

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Service事業内容

地域の未来を支えるために。
大東エンジニヤリングは、
道路や都市計画、河川・港湾の
インフラ整備から、
DXを活用した技術革新まで、
幅広い分野で社会に貢献しています。

Road Construction道路建設

私たちの暮らしと経済を支える「道」を創り、未来へと繋ぐ仕事です。沖縄の慢性的な交通渋滞の緩和や、離島・過疎地域を結ぶ生活道路の整備は、地域の活性化に不可欠です。私たちは、沖縄の特性を深く理解し、人々が安全で快適に利用できる道路ネットワークの構築に貢献してきました。これからも、単に道をつくるだけでなく、地域の暮らしを豊かにする道づくりを目指し、計画から設計まで一貫して携わっていきます。

道路予備・詳細設計

安全で円滑な交通を実現するため、道路の「骨格」を計画・設計します。地域の交通量や地形、周辺環境を考慮し、最適なルートや道路の幅、構造を決めCADソフト等で図面に描き起こしていきます。この設計図がすべての道路工事の基礎となり、人々の安全で快適な移動を支える道として形になります。

交差点設計

車や人の流れが集中する交差点で通行量などの交通データを収集・分析し、交通シミュレーションも活用しながら、信号機の設置計画や右折レーンの追加、歩行者が安全に渡れる横断歩道を設計します。交差点の設置・改良により渋滞の緩和や交通事故の減少に直接貢献し、誰もが安心して利用できる街の交差点が生まれます。

道路構造物設計

道路を支え、安全を守る様々な構造物を設計します。擁壁(ようへき)やボックスカルバート(地下横断道・雨水排水路施設)、道路標識の基礎など、道路に付属するあらゆる構造物を強度や耐久性考慮して設計します。目立たないながらも道路の安全性を影から支え、長期にわたって安心して利用できるインフラを構築します。

斜面安定・地すべり対策工法の設計

台風や大雨による土砂災害から、道路と人々の命を守ります。道路沿いの崖や斜面の地質を調査して崩れる危険性がないかを診断し、必要に応じて擁壁設置や法面保護など最適な対策工法を設計します。対策工法の実施により台風や大雨による災害から、道路人々の命を守り、地域社会の安全・安心な暮らしに貢献します。

Transportation / Monorail交通・モノレール

クルマ社会である沖縄の交通課題と向き合い、「人」を中心とした持続可能なモビリティ社会をデザインする仕事です。交通渋滞は、経済活動の停滞や環境負荷の増大に繋がります。私たちは、交通量調査やシミュレーション(交通量推計等)を通じて課題を分析し、バスやモノレールといった公共交通への乗換え転換、未来を見据えた総合的な交通計画に取り組んでいます。誰もが移動しやすい、快適で環境に優しい沖縄の実現を目指します。
(過去、現在、未来)

交通量調査・渋滞対策計画

道路の混雑状況を分析するにあたっては車や人の交通量の実測値を必要とするため、人力でのカウントやビッグデータの活用、専用カメラの映像をAIで解析するなど、交通データを収集し科学的に分析することで、渋滞の原因を特定し対策を検討します。この結果を交差点改良や新しい道路計画の基礎資料とすることで、円滑な交通流の実現に役立てます。

公共交通(バス・モノレール)計画

国道など主要な交通軸を活用した基幹バスシステム導入やバスの定時性・速達性を向上させるための計画を策定します。
多くの人が利用したくなる公共交通を目指し、便利で快適な公共交通ネットワークを創出します。利用者ニーズの調査や、駅前広場や乗り継ぎ施設の計画などを行います。また、沖縄都市モノレール利用者ニーズに対応するための更なる延伸構想の基礎調査や検討に関わります。
公共交通の利便性を高めることで、交通渋滞の緩和やCO2排出量の削減に貢献し、住みやすい街づくりを進めます。

総合交通体系計画

自動車、バス、モノレール、自転車、徒歩など、様々な交通手段を最適に組み合わせ、街全体の交通をデザインします。都市の将来像や人々のライフスタイルを予測し、誰もが快適に移動できる交通ネットワークの将来計画を策定します。過度な車依存から脱却し、持続可能な交通社会の実現に繋げます。

Water and Sewage上下水道

人々の暮らしと公衆衛生を支える「水」のライフラインを設計する、社会に不可欠な仕事です。蛇口をひねれば安全な水が出て、使った水は適切に処理される。この「当たり前」を未来にわたって守り続けることが私たちの使命です。近年深刻化する施設の老朽化や、地震・豪雨などの災害に備えた強靭な水道網の構築に取り組んでいます。沖縄の豊かな水環境を守り、安全・安心な水を安定的に供給し続けます。

上水道管路設計

一定の区域について地図や地盤データを基に、水圧や流量を計算しながら、効率的で災害に強い新設の水道管のルートや太さを設計し図面を作成します。また定期的に老朽管の点検・更新設計を行います。区域を地域に広げ、きれいな水を家庭や工場へ安定的に届けるための水道管ネットワークを設計します。私たちが設計した管路を通じて安全な水が届けられ、貴重な水資源を守ります。

下水道管路設計

家庭や工場から出る汚水を衛生的に処理施設まで運ぶため、下水道管を設計します。地形の高低差を利用して水が自然に流れるよう、管の傾きや深さを精密に計算し、地下の管路ネットワークを設計します。また定期的に老朽管の点検・更新設計を行います。街の衛生環境を保ち、川や海のきれいな水環境を守ることに繋がります。

Bridge Engineering橋梁

島々を繋ぎ、人々や物資の流れを支える「橋」を創り、守る仕事です。多くの離島を抱える沖縄にとって、橋は社会・経済活動に不可欠なインフラであり、地域の未来を支える架け橋でもあります。私たちは、橋を架ける場所の地形や地質、自然条件を考慮し、安全で環境にやさしい設計に挑戦してきました。さらに、塩害など厳しい自然環境にさらされる沖縄の橋を長く使い続けるため、最新技術を活用したイノベーションによる補修・補強設計にも力を注ぎ、地域貢献につなげています。

橋梁予備・詳細設計

安全性、経済性、景観性を兼ね備えた、その場所に最もふさわしい橋をデザインします。現地の調査データに基づき橋の形式を選定し、膨大な計算を行って一つひとつの部材の形状や寸法などを詳細に設計します。この詳細な設計図により、地域のシンボルとして長く愛される橋が生まれます。

橋梁補修・補強設計

老朽化や損傷した橋の機能を回復させ、寿命を延ばします。橋の状態を隅々まで点検・調査・診断を行い、傷みの原因を特定し、コンクリートの補修や部材の補強など最適な治療法(対策工法)を設計します。安全で持続可能な社会の実現に貢献しながら、未来へ橋をつなぐ挑戦を続けています。

Maintenance維持管理

未来を守る――それが私たちの使命です。
道路や橋などの社会インフラを、長く安全に使い続けられるようにすることは、単なる点検や修繕ではなく、持続可能(サステナブル)な社会を支える挑戦です。高度経済成長期につくられた多くのインフラが一斉に老朽化するいま、私たちは「インフラドクター」として診断と治療を担い、地域と社会の安心を守ります。

各種インフラ定期点検

道路や橋、トンネル等のインフラの“健康診断”を行い、異常を早期に発見します。点検については、近接目視や打音検査に加え、ドローンや高解像度カメラなどの最新技術を積極的に活用します。小さな異変を見逃さずに対応することで、大きな事故を未然に防ぐとともに、修繕コストの削減にも繋がります。

構造物詳細調査・健全度診断

点検で発見された変状の原因を詳しく調査し、構造物の「健康状態(健全度)」を評価・診断します。特殊な機材でコンクリート内部の調査や、サンプルを採取して強度試験を行って構造物の余寿命を予測します。科学的なデータに基づき、補修が「いつ」「どの程度」必要かを判断する重要な情報となります。

インフラ長寿命化計画作成支援

自治体などが管理する膨大なインフラを、効率的かつ計画的に維持管理していくための中長期計画を作成します。各インフラの点検・診断結果をデータベース化し、優先順位をつけながら、予算を考慮した最適な修繕スケジュールを作成します。将来世代の負担を減らし、持続可能な地域社会の実現に貢献します。

River Engineering河川

台風や豪雨による洪水から人々の暮らしを守り、豊かな自然と共生する、安らぎのある水辺空間を創造します。沖縄の河川は、流域面積が小さく、勾配が急なため、大雨が降ると急激に水位が上昇しやすい特性があります。私たちは、設計業務を通して地域の安全・安心を確保するための護岸設計や河川改修に取り組むと同時に、人々が自然と触れ合える親水公園の整備など、潤いのある地域づくりにも貢献しています。

河川整備計画

洪水などの水害から地域を守り、豊かな河川環境を未来に残すための長期的なマスタープランを策定します。過去の降雨データや土地利用状況を調査・分析して将来の目標を定め、地域住民の意見も聞きながら計画案を作成します。この計画が今後数十年間の河川工事の指針となり、計画的な川づくりが進められます。

河川・護岸設計

川の流れの力から堤防や川岸を守り、洪水を防ぐための護岸を設計します。川の流量や流速を計算し、それに対して安全な護岸の形状や堤防の高さを決定します。洪水時に堤防が決壊することを防ぎ人々の生命と財産を守ると共に、生物の生息地にも配慮した多自然川づくりに繋げます。

河川・護岸改修設計

古くなった護岸や堤防を強化したり、川の流れをよりスムーズにするために川幅を広げたりする設計です。現在の河川の問題点を分析し、より安全性を高めるための改善策を検討し設計を行います。周辺環境への影響を最小限に抑える工法を選定し、近年多発する集中豪雨などの水害リスクに対応し地域の防災力を向上させます。

Port & Coastal Engineering港湾・海岸

四方を海に囲まれた沖縄の暮らしと産業を支え、美しい海岸線を守る仕事です。港は、物流や漁業、観光の拠点であり、海岸は、台風や高潮から私たちの生活を守る防波堤の役割を担っています。私たちは、安全で効率的な港湾施設の計画・設計や、自然環境と調和した海岸保全施設の設計を通じて、沖縄の持続的な発展と、県民の安全・安心な暮らしに貢献しています。

海岸環境整備計画

海岸の防災機能を高めつつ、人々が海と親しめる魅力的な空間を創出するための計画です。地域の歴史や文化、自然環境を調査し、砂浜の保全や散策路、展望台などの整備計画を地域住民の意見を取り入れながら策定します。災害に強く、かつ観光資源としても魅力的な海岸づくりに繋がります。

海岸保全施設設計

台風による高波や海岸侵食から人々の生命や財産を守るための施設を設計します。波の力や砂の動きをシミュレーションし、護岸や防波堤、人工リーフ(消波ブロック)などの構造や配置を最適に設計します。沿岸域の安全性を高め国土を保全し、豊かな海の自然環境を守ることにも貢献します。

港湾施設計画・設計

船が安全に停泊でき、効率的に荷物の積み下ろしができる港の施設を計画・設計します。岸壁や防波堤、航路など港に必要な施設の規模や配置を計画し、巨大なクレーンが稼働することを想定した強固な構造物を設計します。物流や産業の活性化、観光振興など沖縄の経済発展を支える港の機能強化に繋がります。

Urban & Regional Planning / Parks都市・地域計画・公園

人々が「住み続けたい」と思える、魅力的で快適な街の将来像を描く仕事です。人口減少や高齢化が進む中で、いかにして活気ある持続可能な地域を創っていくかが問われています。私たちは、行政や地域住民の方々と対話を重ね、その土地の歴史や文化を尊重しながら、都市のマスタープラン策定や、人々が集い、安らげる公園緑地の設計などを通じて、沖縄の個性豊かなまちづくりを支援しています。

都市計画マスタープラン策定支援

街の将来像を定め、その実現に向けた20年程度の長期的なまちづくりの方針を作成する行政を支援します。地域の現状と課題を分析し、住民アンケートやワークショップを開催して多様な意見を計画に反映します。誰もが快適に暮らせるまちづくりを支援します。

公園・緑地基本・詳細設計

誰もが安全に楽しく利用でき、心安らぐ公園や緑地をデザインします。利用者のニーズや周辺環境を考慮し、遊具やベンチ、植栽などの配置を計画します。バリアフリーや防災機能なども盛り込み、詳細な図面を作成します。人々の健康増進やコミュニティ形成、災害時の避難場所としても役立ちます。

Surveying測量

あらゆる建設プロジェクトの起点となる、大地を正確に「測る」仕事です。測量なくして、道路や橋、建物を正確に造ることはできません。私たちは、最新の測量技術を駆使して、土地の形状、面積、位置を精密に計測し、すべての設計・工事の基礎となる正確なデータを提供しています。近年はドローンや3Dレーザースキャナを導入し、建設プロセス全体の効率化と高度化をリードしています。

基準点測量、地形測量、水準測量、応用測量

建設プロジェクトの「ものさし」となる基準を定め、土地の正確な形状や高低差を明らかにします。GPS受信機やトータルステーションといった精密機器を使い、地球上の正確な位置(緯度・経度・標高)や土地の起伏を計測します。作成された地形図は設計の最も基本的な資料となり、ミリ単位の精度がインフラ全体の品質を支えます。

UAV(ドローン)写真測量、地上レーザースキャナによる3次元計測

広大な土地や人が立ち入れない危険な場所の地形を、安全かつ迅速に3次元データとして計測します。ドローンで上空から連続写真を撮影したり、地上からレーザーを照射して地形や構造物の形状を点群データとして取得します。圧倒的なスピードと密度で地形をデータ化でき、設計の高度化やDX推進の核となります。

台帳作成支援

道路や河川などの社会インフラに関する様々な情報(位置、形状、管理者など)を整理し、地図と連携したデータベースを作成する行政業務を支援します。現地調査や既存の図面を基にインフラの情報を正確にデータ化し、管理用の台帳を構築します。インフラの効率的な維持管理や災害時の迅速な復旧に役立てられます。

Geotechnical Investigation土質調査

地質調査は、道路や橋梁など全ての構造物を支える地盤の性質を調べるために行います。調査で得られる地盤情報は、琉球石灰岩など独特な地盤形状を持つ沖縄で安全な設計・施工を実現するために必要な情報です。
私たちは、地質調査を通じて安心できる社会基盤の構築に貢献します。

ボーリング調査・標準貫入試験

道路や橋梁などの設計に必要な地盤情報(地盤強度や地層構造など)を取得します。
また、必要性や目的に応じて原位置における土を乱れの少ない状態で採取したり、孔内水平載荷試験などの原位置試験を実施し、地盤特性を把握します。

室内試験

現場で採取した土を用いて物理・力学試験を実施し、その工学的な性質を明らかにします。
例えば、土に含まれる水分量や粒の大きさの分布、圧縮強さなどを測定し、その土を数値データとして評価することで、構造物の安全性を確かなものとします。

軟弱地盤対策

構造物を支える力が弱い地盤に対し、安全性の確保できる改良方法を提案します。
調査・試験結果に基づき、地盤の強度不足や将来の沈下などのリスクを分析し、地盤改良工法など最適な対策を検討・設計します。
事前に適切な対策を講じることで、構造物の品質と安全性を基礎から支えます。

BIM/CIM & DX PromotionBIM/CIM・DX 推進

建設業界の未来を創造する、最先端のデジタル技術を活用した仕事です。BIM/CIMとは、計画・調査・設計段階から3次元モデルを導入し、その後の施工、維持管理の各段階においても情報を連携・活用していく仕組みです。
私たちは、この先進技術を積極的に活用し、事業全体の生産性向上や品質確保はもちろん、地域住民の方々への分かりやすい説明など、新しい時代の建設コンサルタントの姿を追求しています。

3次元モデル作成(設計・地形)

これまで2次元の図面で表現していた道路や橋、地形などを、コンピューター上に3次元の立体モデルとして構築します。
ドローンで計測した3D地形データの上に、設計ソフトで作成した構造物の3Dモデルを配置し完成形をバーチャル空間で再現。
誰が見ても完成形を直感的に理解でき、関係者間のスムーズな情報共有を可能にします。

CIMモデルを活用した合意形成支援

3次元モデルを使い、地域住民や関係機関の方々へ事業内容を分かりやすく説明し、理解と協力を得ることを支援します。
作成した3Dモデルを動かしながら、完成後の景観や工事中の交通規制の様子などを視覚的にシミュレーション。
図面だけでは伝わりにくい情報を「見える化」することで、円滑な事業推進に貢献します。